2007年8月に読んだ本夏休み真っ最中*78冊目 8月4日 「いらっしゃいませ」 夏石鈴子 出版社の受付に配属された新人社員の奮闘を描いた物語。 初心って忘れがちだけど、やっぱり初心って忘れてはいけない のだ。 そして、私もバリバリ働きたくなりました。 そんな元気が出ちゃう1冊でした。 *79冊目 8月8日 「てるてるあした」 加納朋子 先に読んだ「ささやさや」の続編です。 佐々良の町を舞台に今度は15歳の輝子が主人公です。 心温まる、人ってやっぱり温かいと思える1冊でした。 *80冊目 8月12日 「二重奏(デュオ)」 赤川次郎 18歳の香子(きょうこ)は、「人の死を予知してしまう」不思議な能力の持ち主。 両親の死後、その能力を封じ込めようと入院させられていたが、 ある雨の夜、自力で脱出! そのときから「新しい運命の扉」が開いた!幽霊と知り合い、 不幸な予感が次々と現実となっていく中で、傷ついた空っぽな心にも 変化が生まれて……。 *81冊目 8月18日 「強運の持ち主」 瀬尾まいこ 元OLの占い師、ルイーズ吉田は大忙し! 直観だろうと占い本通りだろうとかまわない。 でも、どんなつまらない相談事でも、人生にかかわる一大事でも 同じように真剣に占わないといけない。 当たる当たらないは問題じゃなく、相手が納得する答えを出さないと いけない。 「がんばって。きっといいことがあるわ」 読んだら元気が出る 1冊でした。 *82冊目 8月19日 「きみの友だち」 重松清 頭がよくてちょっと意地悪な恵美ちゃんと、何をやっても ぐずな由香ちゃんは、ある事故が起きてから誰とも付き合わなくなった。 勉強もスポーツも抜群でライバル同士だったブンちゃんとモトくんは、 あることがきっかけで全然チグハグになった。 それでも……衝突や痛みや喪失を乗りこえて輝く「友だちという関係」 を描いた物語。 *83冊目 8月22日 「夜夢」 柴田よしき もうあなたは、あたしを絶対に裏切れない 夜の夢に託された9つの恐怖 女性に圧倒的支持を受ける著者が描く、哀しみの恋愛ホラー。 *84冊目 8月23日 「友よ」 赤川次郎 女子高校生の紀子、栄江、真由美は、中学時代から親友の仲。 3人は親の事情で離れ離れになってしまったが、 何か困ったことがあったら、駆けつけようと約束していた。 そんなある日、紀子のもとにテディベアの絵ハガキが届く。 このハガキは、3人の約束の合図だった。 高校の修学旅行でハワイに行く寸前だったが、 紀子は栄江と真由美のもとに向う。 それが、誘拐、殺人、汚職など様々な事件に巻き込まれるスタートだった―。友情が女子高生を危険な場所に呼び込む! 友を救うため奔走する紀子らの活躍と友情を描く長編ミステリー *85冊目 8月26日 「霧の中のエリカ」 重松清 16歳で死んでしまった幼なじみのエリカ。 邦彦は「過去に戻れる媚薬」を持つ娼婦・なぎさの力を借り、 中学2年の秋の日に帰る。 エリカを襲う悲劇の芽を断つために。 少年と少女の姿をエロティックな手法で描く青春小説。 *86冊目 8月28日 「スクリーンの悪魔」 赤川次郎 内容(「BOOK」データベースより) 花園学園高校二年の名物三人組・由利子、旭子、香子の夏休みは大忙し。 青春映画の主人公にいきなりスカウトされた後輩のゆかりが身に危険を感じて、エキストラ兼用心棒になってほしいと頼んできたのだ。 役者志望の旭子は大はしゃぎだったが、撮影が進むにつれて次々と殺人が。 そして、由利子につきまとう男が出現。 女子高生探偵たちが大活躍のシリーズ。 *87冊目 8月29日 「口笛吹いて」重松清 偶然再会した少年の頃のヒーローは、その後、負けつづけの人生を歩んでいた。 もう一度、口笛の吹き方を教えてくれたあの頃のように胸を張って 笑って欲しい。 家庭に職場に重荷を抱え、もう若くない日々を必死に生きる人々を 描く五篇を収録。さり気ない日常の中に人生の苦さをにじませる著者 会心の作品集。 |